Taj Mahal Indian Restaurants

タージ・マハールの歴史

Daniel namaste 2「ナマステ、いらっしゃいませ..」と誰よりもはりきって接客しているこの人を見かけた事はないだろうか?この人こそ、タージ・マハールの代表取締役マンスカニ.ダニエルであります。

彼の生い立ちから、レストラン業を始めたきっかけと彼の熱い思い、故郷と呼べるほど札幌が好きになったわけ..をお話しします。

彼は1949年インドのピンクシティと呼ばれるジャイプールで生まれました。ムンバイの高校を卒業後、各国転々と旅をしながら服飾関係の貿易商をしておりました。初めて札幌を訪れたのは1972年、冬季オリンピックの年でした。短い滞在でしたが、有名なサッポロビール、ラーメンそして雪の札幌を堪能したのでした。1974年から4年間、貿易の拠点をドイツにし、家族もできました。その後、縁があって東京でオーダーメイドスーツの商売を3年間しましたが、山、海、自然の美しさ、景観、文化のすばらしさ...札幌こそ住む最高の地だと思い、家族とともに移り住む決心をしたのでした。その頃の札幌には、外国料理のレストランがほとんどなく、ましてインド料理など誰も知りません。そこで、ビジネスの視点からもインドの文化と料理を広めたいと1982年に札幌初のインド料理レストラン「タージ・マハール」を開店したのです。インドから最高のシェフを雇い、どうしたら日本人の口に合う本場のインド料理を提供することができるか..専念しました。お客様に喜んでもらう事..それがいつしか自分の喜びとなり、副業で始めたレストラン業が本業となっていったのです。

創業30年が経ち、札幌、ニセコとタージ・マハールグループとしてインド料理といえば「タージ・マハール」と皆様に言っていただける程の店に成長致しました。また、より多くの皆様にタージ・マハールの味を知ってもらいたいと移動販売車「タージエクスプレス」を導入し、各地のイベント、フェスティバル 等に出店したり、料理講習会を開催したり、自衛隊へのカレー&ナンの供給やインド大使館及びインド政府観光局とタイアップしたイベントなど様々な方面で積極的に活動しています。

彼が考えるレストランとは..まるでインドに来た雰囲気の中で、子供からお年寄りまで..国籍問わず様々な人々..ハラル、ベジタリアン、スパイシーが好きな人、リッチな美食家、安さを求める学生..様々な人々のニーズに合った料理を出しお客様に満足してもらう所...それがタージ・マハールの原点なのです。

彼のレストランに対する情熱と、それを支えてくれたお客様のおかげで、現在のタージ・マハールがあるのです。

エキゾチックで豪華なインテリア、装飾品の数々..店内からボリウッド映画の中で華やかなダンサーたちが踊るスクリーンが流れ、キッチンからはスパイスたっぷりのカレーの美味しい匂い...タージ・マハールへようこそ!!